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風疹患者、千人超え大流行の懸念 専門家、ワクチン接種呼び掛け

(更新)

国立感染症研究所は2日、3月24日までの1週間に全国で新たに74人の風疹患者が報告され、今年に入ってからの累計患者数が1033人になったと発表した。計1万5千人以上の患者が出た2012~13年の大流行と増加の仕方が似ており、専門家は「今後流行が拡大する恐れがある」としてワクチン接種を呼び掛けている。

12~13年の流行は1年目の患者数が2千人台で、冬場に減少したものの2年目に急増した。18年夏に始まった今回の流行は、昨年ピーク時に比べると減ったものの、終息する気配はなく、今後さらに患者が増える可能性もある。

今年に入ってからの累積患者数は特に首都圏で多く、東京が最多で309人。神奈川140人、千葉99人、埼玉64人だった。このほか大阪で92人、福岡で60人と多いのが目立った。

風疹はくしゃみやせきを通じて感染。発疹や発熱などの症状が出る。妊婦がかかると胎児の目や耳、心臓に障害が起きる「先天性風疹症候群(CRS)」の患者が生まれる可能性がある。1月には5年ぶりに埼玉県でCRSの男児が報告されており、増加が懸念される。

ワクチンで予防できるが妊婦は接種できないため、妊娠前の女性や家族の接種が重要。厚生労働省は、子供のころに定期接種の機会がなく感染リスクが高いとされる40~57歳の男性を対象に3年間、ワクチン接種を原則無料とする制度を実施。19年度は自治体から40~47歳の男性に、風疹への免疫の有無を調べる検査を無料で受けられる受診券が送られる。〔共同〕

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