出生前診断に相談窓口 NPO、来年開始へ

2019/4/2 11:30
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出生前診断や妊婦健診で胎児の病気や障害が分かった妊婦と家族を支援するNPO法人「親子の未来を支える会」(千葉市)は2日までに、ネットや電話で相談を受ける「胎児ホットライン」の設置を決めた。5月15日までクラウドファンディングで資金を募り、2020年の開始を目指す。

日本産科婦人科学会は3月、妊婦の血液で胎児の染色体異常を調べる「新出生前診断」の実施施設の要件緩和を決定。これを機に、検査を勧めるのでも出産を促すのでもない、中立的な相談窓口を求める声が出ていた。

会では16年から、胎児の病気や障害が判明した家族と、ダウン症などの子を育てる家族の交流を仲立ちしている。

ホットラインはこの活動に加え、検査を受けるかどうかや結果をどう受け止めるべきかに悩む妊婦らにアプリや電話で専門の相談員が応対する仕組みを新設するほか、出生前診断を受けた妊婦向けの冊子を配布する予定。医療関係者に結果の伝え方などを学んでもらう講習会も開く。

同会の担当者は「重大な選択を迫られるかもしれない妊婦と家族の不安を解消する支援をしたい」と話している。〔共同〕

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