不妊治療費が高額化 民間調査

2019/4/1 22:16
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不妊体験者を支援するNPO法人、Fine(東京・江東)は、不妊治療の費用が高額化しているとする調査結果を発表した。1回の体外受精に50万円以上かける人の割合は5年前の前回調査から1.6倍になった。卵子に細い針で精子を入れる顕微授精では同1.3倍。同法人は「公的助成の所得制限の緩和や、対象となる治療法の拡大を望む声が多い」としている。

同法人によると、体外受精1回当たりの治療費を50万円以上かけた人は全体の43%。5年前に実施した調査では27%だった。顕微授精で1回当たり50万円以上かけた人は45%から60%に増えた。

治療費の総額でみると、500万円以上が7%と2ポイント増。300万~500万円未満も1ポイント増の12%だった。

不妊に悩んでいるが治療をしたことがない人に理由を尋ねたところ、「経済的な負担が心配」が34%でトップだった。

一方、不妊治療に対する国の助成金事業を利用したことがある人は42%にとどまった。利用しなかった理由は「(助成金を受給できる)所得制限を超えるから」が41%でトップ。「受けている治療が助成対象ではない」(34%)が続いた。

不妊に悩む1576人を対象にインターネット上で調査した。

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