2019年6月17日(月)

群馬・栃木でDC関連企画 4~6月、体制整備へ

北関東・信越
2019/4/1 20:31
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群馬県と栃木県で1日、JRの大型観光企画「デスティネーションキャンペーン(DC)」関連イベントが始まった。群馬では2020年の本番に向けた「プレDC」を開催。花や温泉などの観光資源をアピールし、受け入れ体制の整備などにつなげる。18年にDCを終えた栃木は「アフターDC」を実施。目標未達に終わった本番の反省を生かし、集客を目指す。

「SLぐんまみなかみ」の出発式(3月30日、群馬県高崎市)

3月30日、JR高崎駅で群馬プレDCのオープニングセレモニーが開かれ、蒸気機関車「SLぐんまみなかみ」の出発式や、ご当地キャラクターによるステージイベントを行った。群馬県の大沢正明知事は「県民とのふれあいやおもてなしを通じて全国の方に群馬のファンになってもらいたい」とあいさつした。

群馬プレDCでは6月30日までの3カ月間、草津や伊香保などの温泉地をはじめ、「廃線ウォーク」やバンジージャンプなどのアクティビティ、春から初夏にかけた花々など1200以上の観光素材を用意する。

県外からの観光客に対する受け入れ体制の整備を進めるため、県は2月から「ぐんまウェルカムサポーターズ」の募集を開始した。サポーターに登録されるとバッジが支給され、県の観光情報がメールなどで随時配信される。登録者は開始から2カ月足らずで2万人を超えるなど出だしは好調だ。旅館の女将を講師に招き、観光事業者向けの講習も開いている。

20年4~6月のDC本番へ課題となるのが宿泊客の増加だ。県が18年7~9月に実施した観光キャンペーンでは、日帰り客が1736万人だったのに対し、宿泊客は239万人にとどまった。

県観光局は「朝や夜のコンテンツ不足が課題」とする。プレDCの期間中、通常は夏期に実施する沼田市の玉原(たんばら)高原での星空観察会を開催。みなかみ町の谷川岳ではロープウエーの夜間運行や早朝ヒーリングツアーなどを企画し、周辺温泉地などでの宿泊を促す。

栃木県のアフターDCでは72の新規企画を含む233の特別企画を実施する。18年のDC本番では入り込み客数の目標は達成したものの、首都圏からの近さが災いし宿泊客220万人の目標は未達に終わった。鬼怒川温泉での夜桜を楽しむイベントや世界遺産の日光の社寺のライトアップといった工夫で滞在時間の延長を目指す。

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