2019年8月19日(月)

東京ディズニーリゾート、18年度入場者数4年ぶり最高

2019/4/1 16:47
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オリエンタルランドは1日、2018年度の東京ディズニーリゾート(TDR、千葉県浦安市)の入場者数が4年ぶりに過去最高になったと発表した。前年比8%増の3255万人だった。TDRでは新アトラクションの開業や大規模拡張が控える。19年度からアルバイトに業績連動の賞与の支給を決めるなど、増加が見込まれる入場者に、人材への投資を拡大して対応する。

テーマパークの好調は今後も続きそうだ

テーマパークの好調は今後も続きそうだ

猛暑の影響を受けた8月以外、前年実績を上回った。内訳の詳細は公表していないが、35周年イベントが好調だった東京ディズニーランド(TDL)は、前年実績を15%ほど伸ばしたとみられ、東京ディズニーシー(TDS)は微減だったようだ。

TDLは18年4月に1年かけてリニューアルオープンさせた人気アトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」も貢献した。

宿泊を伴う地方やアジアなど海外からの集客も伸ばした。1日限定のチケット販売のほか、2日以上連続で入場できるチケットの売れ行きも前年を上回ったもようだ。

オリエンタルランドは20年度に過去最高の入場者数を達成すると、中期経営計画に掲げている。7月には7年ぶりの新アトラクション「ソアリン」がTDSに開業する。20年春には「美女と野獣」をテーマとする新エリアがTDLに開業するなど、集客増に向けた施策を打ち出している。

集客増が見込まれる中、オリエンタルランドは人材への投資にも力を入れる。19年度から2万人のアルバイトに業績に連動する賞与を支給するほか、60歳以上の再雇用するシニア社員の年収を30万~100万円ほど引き上げる。このほど労使で大筋合意した。

TDLとTDSで働くアルバイトに、一定の業績を達成した場合に賞与を追加で支給する。オリエンタルランドの通期の単体決算で、経常利益が十数億円を上回れば、2万~6万円ほどの賞与をフルタイムで働くアルバイトに支給する。

これまでも最大で年5回の賞与を支給していたが、これに加えて支給することを決めた。業績に連動する賞与を数万人の規模に支給する事例は珍しく、非正規社員の定着率の改善などを狙う。

シニア社員の待遇も改善させる。同社は60歳で定年退職した約200人の社員を、1年ごとに契約更新する嘱託社員として雇用している。現在の平均年収は300万円前後だが、19年度から30万~100万円を上乗せする。

このほかにも最大4000人のアルバイトを、23年春までに正社員として雇用する。今後も人手を確保するために待遇の改善に力を入れる。

(亀井慶一)

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