旧・日産の電池事業、中国傘下で新会社始動 新工場も建設

2019/4/1 16:38
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電気自動車(EV)など車載向け電池の新会社、エンビジョンAESCグループ(神奈川県座間市)は1日、同日付で事業を開始したと発表した。中国の再生可能エネルギー関連企業のエンビジョングループが80%、日産自動車が20%を出資する。傘下には、日産がエンビジョンに売却した車載電池子会社などが入る。日産が事業再編で手放した事業を柱に、中国資本で再スタートを切る。

新会社は車載電池のシェアで韓国LG化学(10%)に次ぐ、世界5位のシェア6%を持つ見込み。中国に新工場をつくり、2020年末に稼働させる。新会社は将来的にシェア20%超えを目指し、世界首位のパナソニックに次ぐ規模を狙う。

日産が売却したオートモーティブエナジーサプライ(AESC、同市)を前身とする新会社エンビジョンAESCジャパン(同市)が傘下に入る。このほか、日産がエンビジョングループに譲渡した米英のバッテリー会社や、NECが同グループに売却した電池の電極を製造するNECエナジーデバイスも加わる。

中国には大規模な電池工場を建設中で、年間20ギガワット時の生産能力を持つ見通し。現地の自動車メーカー向けの仕様変更などを担う研究開発拠点も開設し、顧客の要求に柔軟に対応する。

20年には、次世代型の電池の生産を開始するという。現在は納入先の9割が日産だが、将来的に中国の現地企業など他の自動車メーカーの割合を増やす。

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