2019年9月15日(日)

新元号「令和」 首相談話「花を大きく咲かせたい」

2019/4/1 12:23
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安倍晋三首相は1日昼、新元号「令和」の公表を受けて記者会見し、首相談話を自ら発表した。「春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように一人ひとりが明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる、そうした日本でありたいとの願いを込め、決定した」と述べた。

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「人々が美しく心を寄せあうなかで文化が生まれ育つという意味が込められている」と説明。「新元号が広く国民に受け入れられ、日本人の生活のなかに深く根ざしていくことを心から願う」と話した。

万葉集からの出典については「幅広い階層の人々が詠んだ歌が収められ、我が国の豊かな国民文化と長い伝統を象徴する国書だ」とした。

新元号は天皇陛下の退位に伴い5月1日午前0時から施行する。首相は「理解と協力をお願いする。政府としても皇位継承がつつがなく行われるよう万全を期す」と述べた。

菅義偉官房長官が午前に記者会見し、墨書を掲げて新元号を公表した。菅氏は「令和」の出典は万葉集と説明した。梅花の歌三十二首の序文、「初春の令月にして気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭(らん)は珮(はい)後の香を薫らす」から引用した。

元号に用いる漢字が日本の古典から採用されたのは確認される限り初めて。これまでは中国古典(漢籍)を出典としてきた。

政府は「令和」以外の最終候補や、考案を委嘱した学者名などを明らかにしていない。当面公開しない方針だが、将来の選定の参考となるよう有識者懇談会の議論など一連の経緯とともに記録し、公文書として残す。

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