2019年6月21日(金)

東芝、米LNG事業売却 4月以降にずれ込み

エレクトロニクス
北米
2019/4/1 12:20
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東芝は1日、撤退を決めた米液化天然ガス(LNG)事業について、3月末を予定をしていた売却完了時期が4月以降にずれ込むと発表した。米政府機関が一部閉鎖したことにより、対米外国投資委員会(CFIUS)の審査手続きが遅れている。同事業の売却を前提に2019年3月期連結業績予想に損失を計上していたが、審査状況などによっては20年3月期に計上する可能性がある。

東芝は18年11月、米LNG事業を中国民間ガス大手のENNエコロジカルホールディングスに売却することを決めた。LNG事業は本業との親和性が乏しく、販売価格も大きく変動することから一時は「負の遺産」として最大1兆円の損失が発生する懸念があった。

公表した段階では19年3月までに売却を完了する予定だったが、審査がずれ込んだことで売却時期が遅れている。もっとも「交渉や審査の内容でこじれているわけではない」(同社関係者)という。

東芝はLNG事業の売却により、19年3月期の連結業績予想で約930億円の損失を計上する予定だった。売却完了時期が定まっていないため、損失計上をこのまま19年3月期に計上するか、20年3月期にずれ込むかが決まっていないという。

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