2019年6月20日(木)

新元号は「令和」 官房長官が公表

「令和」新時代
政治
2019/4/1 11:42 (2019/4/1 11:58更新)
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政府は1日午前、平成に代わる新元号を「令和」と決定した。「れいわ」と読む。菅義偉官房長官が記者会見し、墨書を掲げて公表した。出典は「万葉集」と説明した。日本最初の元号「大化」から数えて248番目にあたる。新元号は天皇陛下の退位に伴い5月1日午前0時から施行する。

新元号「令和」を公表する菅官房長官(1日午前、首相官邸)

新元号「令和」を公表する菅官房長官(1日午前、首相官邸)

元号に用いる漢字が日本の古典から採用されたのは確認される限り初めて。これまでは中国古典(漢籍)を出典としてきた。

令和は万葉集巻五、梅花の歌三十二首の序文、「初春の令月にして気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭(らん)は珮(はい)後の香を薫らす」から引用した。

新元号「令和」の典拠を示す文書

新元号「令和」の典拠を示す文書

政府は今回、漢文学や東洋史学だけでなく、国文学や日本史学を専門とする学者にも考案を委嘱したことを明らかにしている。関係者によると、平成への改元時に委嘱した考案者にも国文学者が含まれていたが、日本古典を出典とする案は「平成」を含む3つの最終案に残らなかった。

新元号「令和」の公表後、談話を発表する安倍首相(1日午後、首相官邸)

新元号「令和」の公表後、談話を発表する安倍首相(1日午後、首相官邸)

安倍晋三首相は正午ごろから記者会見を開き、首相談話を発表。「春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように一人ひとりが明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる、そうした日本でありたいとの願いを込め、決定した」とした。

政府は午前9時半から首相官邸でノーベル生理学・医学賞受賞者の山中伸弥京大教授ら計9人の有識者による「元号に関する懇談会」を開き、原案について一人ひとりから意見を聞いた。その後、衆参両院の正副議長に意見を聴取。首相官邸で開いた全閣僚会議を経て閣議で新元号を定めた政令を決定した。天皇陛下が署名し、4月1日中に公布する。

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