2019年6月20日(木)

米高官、FRBは利下げを 金融政策に圧力

トランプ政権
経済
北米
2019/3/30 8:03
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【ワシントン=共同】トランプ米政権で経済政策を担当するクドロー国家経済会議委員長は29日、米ニュースサイトのアクシオスに対し、米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げをすべきだとの考えを示した。

米連邦準備理事会(FRB)は利下げすべきだと主張するクドロー米国家経済会議(NEC)委員長=ロイター

トランプ大統領は昨年末まで利上げを進めたFRBをたびたび批判してきた。政権は今後、独立して金融政策を担うはずのFRBに対し、利下げ圧力を強める可能性がある。

クドロー氏は「利下げが見たい」と語り、政策金利は2%を超えるべきではないと指摘した。現在の政策金利は年2.25~2.5%で、0.5%の利下げが必要になる換算だ。

FRBは金融引き締めから様子見の姿勢に転換している。20日公表した政策金利見通しでは、2019年の利上げ回数をゼロと見込み、昨年12月時点に予想した2回から下方修正した。

一方、FRBのクオールズ副議長は29日、ニューヨークでの講演で「米経済の先行きを依然として楽観的に見ている」とした上で「ある時点で追加利上げが必要になる可能性がある」と語った。FRBが利上げに動けば、利下げを求める政権との対立が激化しそうだ。

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