東電・中部電、LNG輸送で海外社と長期契約

2019/3/29 20:20
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東京電力ホールディングス中部電力が燃料事業を統合したJERA(東京・中央)は29日、液化天然ガス(LNG)船の定期用船契約を海外企業と結んだと発表した。子会社を通じモナコ公国とギリシャの2社から1隻ずつ、2020年ごろから借り受ける。長期の用船契約を海外の船舶保有会社と結ぶのは初めて。日系企業と比べ賃料が安く、LNG輸送にかかるコストを抑えることで競争力を高める。

JERAが使用しているLNG船(東京電力フュエル&パワーの富津火力発電所)

モナコのガスログ社とギリシャのアンジェリコーシス社と定期用船契約を結んだ。契約期間は12年間で、船は韓国の造船所で建設中。JERAは海外勢と短期で用船契約を結ぶことはあったが、長期では初めてという。

船はJERAが権益を持ち、19年中の稼働をめざす米テキサス州の「フリーポートLNGプロジェクト」からのLNG輸送での活用を見込む。JERAが自社で保有する用船は計18隻となる。

LNGは北米やオーストラリアなどで新規の事業が相次ぎ稼働し、生産量が増加傾向にある。JERAは調達の拡大を見越し、25年までに自社保有船を25隻程度に拡大する計画だ。

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