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サントリーHD、廃プラ再生でライン増設

サントリーホールディングス(HD)は29日、使用済みペットボトルをリサイクルして再生産するための工場ラインを増設すると発表した。プラスチックリサイクルを手がける協栄産業(栃木県小山市)などと開発した。茨城県笠岡市の同社工場内にラインを1本増やす。廃プラ削減の機運が高まる中、環境に配慮した新技術を積極導入する。

増設するのは使用済みペットボトルを粉砕・洗浄したものを原料に再びペットボトルに成型する技術。通常は粉砕してから原料として使えるプラスチックの結晶にするために別の加工ラインが必要だが、1つの装置で一体成型できるようにし、効率化した。

昨年8月に第1号ラインを協栄産業の工場で稼働させ、現在は年間約3億本の再生ペットボトルを生産できる。すでにサントリー食品インターナショナルが自社商品に使用している。今回は同じ工場内にサントリーと協栄産業が共同で9億円を投じ、2本目のラインを導入。2020年春に稼働が始まる見通しで、生産能力を2倍に増やす。

廃プラ規制への視線が厳しさを増す中、スーパーなどではレジ袋有料化の義務付け方針が示されるほか、飲食店などでストローを廃止する動きも広がる。飲料業界ではペットボトルのリサイクル率が8割を超えており欧米に比べ水準は高いが、繊維など別の用途に転用される場合が多く、ペットボトルに再生産する量はまだ少ない。

サントリー食品が生産するペットボトル商品のうち、使用済みボトルを原料としたものは17年に18%だった。同社はこれを25年に5割に高める目標を掲げており、工場ラインの増設で環境に配慮した取り組みを進める。

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