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メルカリ、AIで出品を極限まで簡単に 技術戦略説明

日経クロステック

フリーマーケット(フリマ)アプリ大手のメルカリは2019年3月28日に説明会を開き、同社が開発を進める人工知能(AI)技術を披露した。スマートフォン(スマホ)で写真を撮ると商品情報が入力されるなど、利用者が簡単に出品できるようにするためにAI技術の活用を進めると表明。事業の成長を後押しする方針を強調した。

同社が現在、AI技術を重点的に使っている分野の一つが出品手続きの簡略化だ。17年にAI技術を導入し、スマホで写真を撮ると商品名やブランド名、カテゴリーなどを自動的に推測するようにした。書籍やゲームソフトなど、分野によっては販売金額も推定して1分以内に出品できるという。米国向けサービスでは利用者が配送料を決めやすくするため、商品の大きさを自動的に推定する機能も提供している。

同社は今後もAI技術を進化させ、出品手続きの効率化を進める。「売ることを空気にする」。浜田優貴取締役兼最高製品責任者(CPO)は目指す世界をこう表現した。

データを自動入力できる商品分野を拡充するほか、写真を撮るまでもなく「スマホをかざすだけで出品が終わる世界を実現したい」(AI戦略を率いる木村俊也エンジニアリングディレクター)。既にプロトタイプを開発済みで、カメラやノートパソコンといった商品についてはほぼ実現の見通しがついたという。

(日経 xTECH/日経コンピュータ 玉置亮太)

[日経 xTECH 2019年3月28日掲載]

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