政府、「スタートアップ集積都市」整備へ

2019/3/29 11:36
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平井卓也科学技術相は29日、スタートアップ企業が集積する拠点都市の整備に乗り出すと表明した。関係省庁が連携し、対象として指定する都市や税制優遇などの支援策を検討する。複数の都市が対象になる見通し。6月にもまとめる「統合イノベーション戦略」で具体策の方向性を示す。

米シリコンバレーを筆頭に、海外にはスタートアップが集まる都市が数多く生まれている。日本では国家戦略特区に認定され減税などで起業環境の向上に取り組む福岡市などの事例があるが、欧米や中国に後れを取ってきた。こうした反省を踏まえ、自治体と協力して拠点都市の形成に取り組む。

大学などでの起業家教育やスタートアップの資金調達支援も拡充する。政府内で内容を詰め、2020年度の予算要求などに反映させる。

日本はベンチャーキャピタルによる投資額が17年時点で2千億円弱にとどまり、米国のおよそ50分の1。スタートアップの育成は長年の課題だった。政府主導でどこまで状況を変えられるか、実効性が課題になる。

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