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凶器は室内の包丁 杉並女性刺殺

東京都杉並区下井草のアパートの一室で保育士の照井津久美さん(32)が殺害された事件で、凶器となった刃物が照井さんの部屋にあった包丁とみられることが29日、警視庁への取材で分かった。発見時に照井さんはコートを着た状態で倒れており、同庁は犯人が帰宅した照井さんと鉢合わせし、部屋にあった包丁で襲った可能性があるとみて調べている。

女性が刺殺されたアパートの屋根などを調べる捜査員ら(28日午後、東京都杉並区)=共同

同庁によると、複数の関係者が包丁は照井さんの部屋にあったものだと証言した。警察官が駆けつけた時、包丁は照井さんの背中に刺さっていた。司法解剖の結果、傷の深さは約15センチで胸にまで達し、死因は失血死と推定されるという。

目撃者によると照井さんはベランダに出て、助けを求めていた。同庁は犯人が逃げようとする照井さんを後ろから刺したとみている。

アパートの屋根とベランダの手すりからは複数の足跡が見つかった。部屋の玄関付近から外廊下、1階に下りる外階段にかけて血痕のような染みがあり、同庁は犯人が屋根をつたってベランダに侵入し、照井さんを殺害して玄関から逃走したとみて調べている。

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