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米配車大手リフト、時価総額2.2兆円 楽天が筆頭株主

2019/3/29 8:36
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【ニューヨーク=宮本岳則】米配車サービス大手リフトは28日、新規株式公開(IPO)時の公募・売り出し価格(公開価格)を1株72ドルに設定したと発表した。投資家の購入需要は強く、価格は当初想定よりも高く決まった。29日から取引が始まり、上場時の時価総額は約205億ドル(約2.2兆円)に達する。リフト株の人気ぶりは、未上場の急成長企業「ユニコーン」のIPOにとって追い風となる。

リフトの配車サービスを提供する乗用車(米ニューヨーク)=ロイター

リフトの配車サービスを提供する乗用車(米ニューヨーク)=ロイター

リフトの上場申請書類によると筆頭株主は楽天で、保有比率は13%だった。同社は15年に3億ドルを出資し、その後も持ち分を増やした。楽天の三木谷浩史会長兼社長はリフト取締役の一人だ。楽天は携帯電話事業の投資資金を確保するため、上場後に保有するリフト株の一部を売却するとみられている。

リフトは18日から投資家向け説明会(ロードショー)を始め、購入需要を探っていた。複数の米メディアによると当初、公開価格の想定レンジを62~68ドルに設定していた。投資家に購入希望を募ったところ、早い段階で売り出し予定株数を上回ったことから、価格レンジは70~72ドルに引き上げられた。最終的な公開価格は、投資家の強い需要を背景にレンジの上限で決まった。

リフトの高い成長力が投資家をひき付けたようだ。2018年12月期の売上高は21億5600万ドルとなり、前期比2倍に拡大した。四半期に最低1回はリフトを利用した「アクティブ乗客数」は18年10~12月期に前年同期比48%増の1860万人に達した。一方、最終損益は9億1100万ドルの赤字となり、前期に比べて膨らんだ。シェア拡大に向けた費用がかさんでいるためだ。

リフトは米ナスダック証券取引所に上場し、29日から売買が始まる。米調査会社ディールロジックによると、米リフトの公開価格と株式数(追加売り出しオプションは除く)を基に時価総額を算出すると約205億ドルに達する。米IPO時の時価総額としては、17年3月に上場した写真・動画共有アプリの米スナップと並ぶ規模となる。

リフトは未上場ながら想定時価総額が10億ドル(約1100億円)を超えるユニコーン企業の代表格だった。19年はユニコーンのIPOが相次ぐ見通しで、リフトはその先駆けとなる。他のユニコーン企業では配車サービス最大手の米ウーバーテクノロジーズや、写真投稿サイトの米ピンタレストなどが上場準備に入った。リフト株の公開価格が当初想定よりも高い値で決まり、市場では他のユニコーン上場への期待も高まっている。

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