2019年5月25日(土)

CNF、30社参入で10商品に 愛媛県が7年ビジョン

環境エネ・素材
中国・四国
2019/3/28 20:09
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愛媛県は28日、植物由来の新素材「セルロースナノファイバー(CNF)」を活用した産業振興に関するビジョンを発表した。2025年度までの7年間で、CNF関連産業に参入する愛媛企業を30社に増やし、10件の製品化を目指す。高度な技術を持つ人材も100人育成する。全国有数の規模で集積する製紙・繊維企業や愛媛大学と協力して実用化を進める。

「愛媛CNF関連産業振興ビジョン」は19年度から25年度末までを推進期間に設定。参入企業の発掘や、構造材料やシート状素材への活用技術確立による需要喚起などを基本戦略に据えた。四国4県の産学官でつくる「四国CNFプラットフォーム」との連携による技術人材養成も盛り込んだ。

愛媛県は16年度からCNF関連産業の推進を目的に、産学官で調査研究や技術開発を進めてきた。28日、松山市内で開いた報告会では、柑橘(かんきつ)類をジュースに加工する際に生じる搾りかすを原料にした愛媛独自の「柑橘ナノファイバー」の成果などが紹介された。

CNFは鉄の5分の1の軽さで、強度は5倍とされる。樹脂やゴムなどの素材に混ぜることで、耐久性の向上や軽量化などが期待できる。

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