信州大、データサイエンスなど強化へ研究組織再編

2019/3/28 22:00
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信州大学は28日、専門の枠を超えて社会の課題解決の研究に取り組む「先鋭領域融合研究群」を4月1日付で再編すると発表した。現在の5研究所・5センターを見直し、データサイエンスや地域ブランドの研究を手がける「社会基盤研究所」など3研究所・3研究拠点に衣替えする。時代の潮流に合わせて研究資源の選択と集中を進める。

研究組織の再編について説明する信州大学の浜田州博学長(中央)

新設する3研究所は「先鋭材料研究所」「バイオメディカル研究所」「社会基盤研究所」。同研究群の戦略的な研究費の約8割を投入する。

社会基盤研究所は社会基盤研究センターを軸に文理融合の研究組織として強化される。データサイエンス分野や学際的な人工知能(AI)研究、地域ブランドの維持管理など地域デザイン、多種多様な法制度から社会課題の解決策を探る法制企画などの部門を置く。

先鋭材料研究所は「カーボン科学研究所」「環境・エネルギー材料科学研究所」などを再編し、信大が得意とする材料科学の研究者が集結する。微細な炭素材料「ナノカーボン」の研究で世界的に知られる遠藤守信・特別特任教授もメンバーとなる。

また「航空宇宙システム研究拠点」など、人材育成や産学共同研究に軸を置く3つの研究拠点も設置する。

先鋭領域融合研究群は、信大の研究の特色を生かして5年前に設置した看板の研究組織。信大全体の1割弱の教員が関わっている。

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