2019年5月25日(土)

三菱電機、省電力の半導体 福岡で生産

エレクトロニクス
九州・沖縄
2019/3/28 19:34
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三菱電機は電気自動車(EV)の充電器などに内蔵にする低電力の半導体を開発したと発表した。半導体の素材として注目が高まるシリコンカーバイド(SiC)を使うことで、ケイ素を使った同社の従来品の約8割の消費電力量に抑えた。2020年以降の本格販売を見通し、福岡市の拠点で大量生産する。

開発したのは「ダイオード」と呼ばれる半導体。同社は2017年から、SiCを材料にしたダイオード3種類の販売を始めており、今回は新たに5種類を追加した。新たに開発した5種類は1200ボルトという高い電圧に対応し、太陽光発電設備や電気自動車の充電器など幅広い用途への使用が見込める。展示会などを通じて海外にも販路を広げていく考えだ。

福岡市西区のパワーデバイス製作所が設計し、生産も同拠点で行う。今年6月から1製品あたり600~1000円のサンプル価格で販売を始め、20年1月以降に本格販売を始める。

SiCは、電力損失を大きく減らす素材として注目されており、同社は1990年代から研究に着手し、SiCの半導体を搭載したエアコンなどを製品化した。

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