2019年5月25日(土)

衆院憲法審、幹事懇の開催見送り 野党反発受け

憲法改正
政治
2019/3/28 21:00
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衆院憲法審査会は28日、森英介会長(自民党)が職権で決めた与野党幹事懇談会の開催を見送った。立憲民主党など野党が与党の運営に反発して出席を拒否したため、自民、公明両党と一部野党の幹事らによる非公式協議に切り替えた。憲法審は今国会で一度も開いていない。与党は憲法審開催を決めるための幹事懇への出席を働きかける。

28日の協議に野党から出席したのは憲法審の開催に積極的な日本維新の会、希望の党、衆院会派「未来日本」の委員ら。

与党筆頭幹事の新藤義孝氏(自民)は協議後、記者団に「来週の審査会開催を野党に呼びかける。国民投票法改正案の質疑・採決をまずしたい」と語った。

立民など野党6党派は27日の国会対策委員長会談で、自衛官の募集を巡る市町村の協力の有無を引き合いに憲法9条改正の意義を強調した安倍晋三首相の発言を問題視した。立民の辻元清美国対委員長は「静かな環境で憲法審査会が開ける状況ではない」と述べ、憲法審の開催に当面応じない方針を確認した。

憲法審では国民投票の利便性を高めて国政選挙に合わせる国民投票法改正案が継続審議になっている。野党は同改正案に含まれていないテレビCMなど広告規制について先に議論するよう求めている。

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