キーンさん命名の施設完成 埼玉・草加に「漸草庵」

2019/3/28 10:21 (2019/3/28 10:33更新)
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2月に死去した日本文学研究者ドナルド・キーンさんが命名した埼玉県草加市の日本文化芸術施設「漸草庵 百代の過客」が完成し、28日に記念式典が開かれた。同市は、紀行文「おくのほそ道」で松尾芭蕉が訪れたとされ、英訳したキーンさんと長年交流があった。

ドナルド・キーンさんが命名した日本文化芸術施設「漸草庵 百代の過客」(28日午前、埼玉県草加市)=共同

市によると、建物は木造平屋約180平方メートルで、総工費は約2億円。茶道や華道、邦楽などに使える4つの和室があり、有料で貸し出す。無料の休憩スペースもある。オープンは4月21日。

浅井昌志市長は式典で「国指定名勝の草加松原の風景とともに、和の文化の発信拠点としたい」とあいさつした。

市が主催する文学賞の選考委員を務めるなど縁があったキーンさんに命名を依頼。「おくのほそ道」の「漸早加と云宿にたどり着にけり」の一節が由来となった。〔共同〕

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