2019年5月26日(日)

原発事故避難60時間以上も 鹿児島県、推計を公表

九州・沖縄
2019/3/28 9:29
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鹿児島県は九州電力川内原発(同県薩摩川内市)で重大事故が起きた場合に、半径5キロ圏の住民らが避難所に着くまで60時間以上を要する場合があり得るとの推計をまとめた。鹿児島市で27日に開かれた安全性などを検証する専門家委員会の会合で公表した。

避難に長時間を要する恐れが浮き彫りになった。県原子力安全対策課は「指示に基づく避難をしてもらうよう県民への周知に努め、道路混雑緩和などの対策を検討したい」と話した。

この推計は、住民らの9割が避難所に到着するのに要する時間。原発から近いため優先的に避難する5キロ圏の一般住民が計画に沿って避難できた場合、最長でも3時間程度で到着できるとした。

しかし、避難計画が守られず、5~30キロ圏の住民全てが指示に基づかない自主避難をした場合は道路混雑などが響き、5キロ圏の住民が避難するまで60時間以上を要する可能性が生じるとした。

県はこれまで、避難者が30キロ圏外に出るまでの時間を推計していた。しかし、専門家から見直しを求める声が出たため、今回は避難所に着くまでの時間を推計した。〔共同〕

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