2019年5月26日(日)

埼玉県下水道局、バイオガスを発電に活用

環境エネ・素材
南関東・静岡
2019/3/27 22:00
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埼玉県下水道局は4月から、下水処理場の元荒川水循環センター(桶川市)で、下水汚泥から発生するバイオガスを発電に活用する事業を始める。ガスの売却で収入を得るほか、汚泥量を減らすことで焼却炉を小型化できる。

消化タンクは鋼板製としては全国2例目で、国内最大となる(埼玉県桶川市)

約44億円かけ、直径20メートル、高さ18メートル、容量5000立方メートルの消化タンク3基と、ガスタンクなどを整備した。消化タンクは全国2例目の鋼板製で、国内最大となる。

濃縮した汚泥を消化タンク内でかきまぜ、メタンガスを6割含むバイオガスを発生させる。ガスは大原鉄工所(新潟県長岡市)の東京支店に売却。同社がセンター内に発電機を設置して発電し、電気事業者に売電する。売却するガスは年間約140万立方メートルで、約6000万円の収入になるという。

ガスは焼却炉の補助燃料などにも使い、年間約1200万円の燃料費が削減できるほか、焼却する汚泥も約46%減量できる。二酸化炭素の削減にもつながる。

下水道局は中川水循環センター(三郷市)でも2020年度にバイオガス発電を始める予定で、工事を進めている。

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