新潟県、万代島地区のにぎわい創出へビジョン

2019/3/27 22:00
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新潟県は27日、万代島地区のにぎわい創出に向けた中長期的な将来ビジョンを公表した。30年の長期的な視点で港湾の開発・再編を進め、水辺の景観を生かした観光拠点にする。初年度の2019年度は、同地区内で移動がしやすいよう水上バスや小型電動バスの導入を検討する。官民が連携して取り組み、万代島地区の活性化を狙う。

万代島地区の将来図(19~23年度)。水辺に飲食店や水上カフェを誘致する

県と新潟市が中心となり、万代島の利用者や港湾関係の事業者など、約400件の意見をもとに策定した。

短期(5年)、中期(15年)、長期(30年)に分け、段階的に開発を進めていく。

花角英世知事は同日の定例記者会見で「県と市でベクトルを合わせ、ビジョンの策定ができた。民間事業者とも連携しながら実現に向け取り組んでいきたい」と語った。

23年度までには、朱鷺メッセと商業施設「ピアBandai」間のアクセス性を高めるほか、水上カフェの誘致や水上スポーツができる環境の整備などを進める。中長期的には、小型クルーズ船の受け入れや、信濃川にかかる新たな橋の整備などを検討する。

実現に向けては、財源の確保や住民の理解、民間事業者の進出など多くの課題がある。県交通政策局の担当者は「将来的な万代島地区の方向性を示すのが今回の目的。しっかりと話し合いを進め、実現させていきたい」と話した。

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