京セラ・関電、初期費用なしで太陽光を設置 戸建て住宅向け
4月に新会社設立

2019/3/27 18:11
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京セラ関西電力は27日、初期費用ゼロで戸建て住宅に太陽光パネルを導入できる電力プランを関東と中部で秋から始めると発表した。パネルの料金や設置費用などは月々の料金プランの中で負担する仕組み。パネルは原則10年後に家庭に無償譲渡する。太陽光発電で不足する分は関電からの供給で補う。再生可能エネルギーの普及をにらみ事業協力する。

4月1日に同サービスを手掛ける新会社、京セラ関電エナジー合同会社(京都市)を設立する。出資金は1千万円で、京セラが51%、関電が49%出資する。主に新築戸建てを想定し、5年で4万戸を目標にする。夏ごろに太陽光パネルの料金などを盛り込んで設定した料金プランを発表する。中期的に対象地域の拡大も視野に入れる。

京セラは苦戦する太陽光パネルの販売拡大を見込める。大阪市で27日に記者会見した谷本秀夫社長は「環境配慮型の住宅販売の促進を通じて太陽光発電の普及につなげたい」と話した。

関電にとっては再生可能エネルギーへの取り組みを加速できるほか、地元外の販売増も期待できる。関電の岩根茂樹社長は「消費者に再生エネ利用の選択肢を増やせる」と意義を語った。

他の大手電力でも同様の試みは出ている。東京電力ホールディングスはグループ会社を通じ、18年7月から初期費用なしで住宅に太陽光パネルを設置するサービスを始めた。

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