暖冬で予備率高く、北陸電 今冬の需給実績

2019/3/27 18:07
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北陸電力は27日、今冬の最大電力発生時の北陸エリアの供給予備率が19.3%だったと発表した。電力の安定供給に最低限必要とされる3%を大きく上回った。暖冬で例年より気温が高く推移したことが影響した。

最大電力が発生した2月1日の平均気温(富山・金沢・福井の平均)は1.6度と、当初見込んでいたマイナス1.6度を大きく上回った。暖房需要が想定を下回り、最大電力の実績も503万キロワットと予測を40万キロワットほど下回った。

2018年9月に発生したタービン火災のため、発電を停止していた七尾大田火力発電所2号機(石川県七尾市、定格出力70万キロワット)の影響が懸念されていたが、暖冬で需給は安定して推移した。エリア内で各社の設備増強が進む再生可能エネルギーも発電能力を補った。

暖冬に伴う積雪不足が今後の水力発電能力に与える影響については「分析中」(同社)としている。水力発電所のある山間部は場所によっては積雪が昨年冬季より多い場所もあるという。

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