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キャセイ航空、香港エクスプレス買収 割高との見方も

重複路線が課題に

【香港=木原雄士】香港のキャセイパシフィック航空が27日発表した格安航空会社(LCC)の香港エクスプレス買収を巡り、金融市場から買収総額が資産価値に比べ割高との見方が出ている。キャセイは海航集団(HNAグループ)からの買収後も香港エクスプレスを独立したLCCとして運営する方針で、重複する路線の扱いなどが焦点となる。

キャセイ航空はLCCへの参入を決めた=ロイター

買収総額は49億3千万香港ドル(約690億円)。キャセイは傘下に中短距離の路線を主力とするキャセイドラゴン航空を持っているが、LCCに参入するのは初めてだ。キャセイによると、香港エクスプレスの2018年末の純資産価値は約11億香港ドル、18年12月期の最終損益は1億4100万香港ドルの赤字だった。

モルガン・スタンレーは「今回の買収によってキャセイは香港で基盤を強化できるが、買収金額は割高に見える」と指摘した。一方、米ジェフリーズのアナリストは「キャセイと香港エクスプレスは異なる顧客基盤を持つ」などと一定の評価を下した。

調査会社CAPAによると、香港エクスプレスが就航する路線のうち、日本線は座席シェアで58%を占める。東京、名古屋、大阪の三大都市圏に加えて複数の地方都市に乗り入れているのが特徴だ。ただ、東名阪や福岡はキャセイと重なっており、どのように相乗効果をあげていくかが課題となる。

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