2019年6月16日(日)

楽天、コーナン商事と提携 店舗に楽天ポイント導入

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小売り・外食
2019/3/27 16:56
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楽天は27日、ホームセンターのコーナン商事と提携すると発表した。同社の店舗に楽天の共通ポイントを導入し、ポイントを活用した送客などにつなげる。ポイント業界ではカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の「Tポイント」が優勢だったが、楽天が激しく追い上げている。

コーナン商事は楽天ポイントを店舗に導入する(楽天の三木谷会長兼社長(右)とコーナン商事の疋田社長)

コーナン商事の疋田直太郎社長は「楽天の利用者数、加盟店数が圧倒的に多かったので導入を決めた」と話す。コーナン商事は楽天のインターネット通販「楽天市場」に出店しており、4月1日から「楽天スーパーポイント」を全国のコーナン346店舗で使える。

両社は提携で「オンライン・ツー・オフライン(O2O)」に力を入れる。楽天市場に出店するコーナン商事のページで商品の購入を悩むユーザーがいた場合はコーナンの実店舗で使えるクーポンを楽天市場で配布し、販売促進につなげる。

コーナン商事が共通ポイントを導入するのは初めてだが、CCCとの関係が深いとされてきた。「現場の議論で楽天ポイントの導入を決めた」(疋田社長)という。

楽天は自社で年間2500億ポイントを発行するなど、流通額を増やし加盟店や顧客の開拓を進めてきた。共通ポイントサービスはスマートフォン(スマホ)決済などとの結びつきが強い。ポイント業界のシェアが変わることは、将来の産業の勢力図を変える潜在的な力を秘めている。

(大西綾)

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