保育士刺殺、現金入りの財布手つかず 東京・杉並

2019/3/27 10:19
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東京都杉並区下井草のアパートの一室で保育士の女性が殺害された事件で、現場に現金が入った財布が手つかずで残されていたことが27日、警視庁への取材で分かった。被害者の照井津久美さん(32)が使っていたバッグに入っていたという。同庁は顔見知りと強盗の両面を視野に捜査を進めている。

女性が刺された現場周辺を調べる警視庁の捜査員(27日午前、東京都杉並区)

照井さんが事件発生時にコートを着ていたことも新たに判明した。捜査関係者によると、照井さんは夜勤明けで26日午前10時ごろまで同区の乳児院で勤務していた。退勤後に乳児院近くのカレー店で食事をしたとみられ、部屋には同店のレシートがあったという。同庁は照井さんが帰宅直後に襲われたとみている。

照井さんはベランダ寄りの床にあおむけに倒れ、包丁とみられる刃物が体に刺さった状態で見つかった。部屋の玄関は無施錠だったが窓ガラスのクレセント錠付近が割られていた。同庁は犯人が窓から侵入し、玄関から逃走した可能性もあるとみている。

室内には物が散乱するなど照井さんが犯人と争ったような形跡があった。アパートの大家は「言い争う声が聞こえ、女性がベランダで助けを求めているのを見た」と話している。

現場からは黒っぽいコートを着た男が西武新宿線の駅がある北方向へ立ち去る姿が目撃されており、同庁は駅周辺の防犯カメラ映像を分析するなどして行方を追っている。

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