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肥後銀、ファンドに2億円出資 データなど成長分野に投資

肥後銀行は26日、ソフトウエア開発アステリアの投資専門子会社(4月上旬に米国で設立予定)が組成するベンチャーファンドに200万ドル(約2億2千万円)を出資すると発表した。データ活用などの成長分野への投資を通じて、市場環境に左右されない収益源を中長期的に確保する狙い。

ファンド総額はアステリア出資分と合わせて2200万ドル(約24億円)。成長分野とみる「データ」や「脱中央集権」「デザイン」といった領域の国内外のテクノロジー企業に投資する。同日、熊本市内で記者会見したアステリアの平野洋一郎社長は「熊本でも積極的に見つけていきたい」と語った。

ファンドの運用期間は10年間を見込み、8年を投資期間、2年を新規株式公開(IPO)や売却を通じた回収期間と位置づける。肥後銀の笠原慶久頭取は「アステリアの国内外企業を発掘する力や、一貫した投資実績を鑑みて出資を決めた」と語った。先端技術の知見収集や業界とのネットワーク作りを通じて、顧客へのサービス向上につなげる狙いもある。

アステリア(旧インフォテリア)は熊本出身の平野社長が1998年に創業。肥後銀は翌年、グループ会社の肥銀キャピタルを通じて同社に投資した縁がある。平野社長は「脱中央集権を投資戦略に掲げるなか地方金融機関から出資を受けられて良かった」と述べた。

肥後銀は昨年10月、市場金融部に「純投資室」を設置。中長期的に成長が見込まれる企業を発掘し投資、金融市場環境に左右されない体制作りを強化している。

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