2019年9月17日(火)

建設ITのオクト 開発エンジニア、3倍に増員

2019/3/26 17:46
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建設業向け施工管理アプリのオクト(東京・千代田)は26日、ベンチャーキャピタル(VC)から約14億円を調達したと発表した。開発を担当するIT(情報技術)エンジニアの数を3倍に増やすほか、札幌市と仙台市に営業拠点をつくる。ネット経由でソフトウエアを提供する「SaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)」企業の資金調達が相次いでいる。

サービスの提供開始から3年で、利用企業は1600社に広がった

第三者割当増資を通じて、VCのグロービス・キャピタル・パートナーズとDNXベンチャーズ(旧ドレイパーネクサスベンチャーズ)などから14億円を調達した。グロービスの今野穣最高執行責任者(COO)が社外取締役に就任する。同じ条件で夏ごろまでに6億円を調達し、合計20億円を調達する計画だ。

調達した資金は、顧客の事業の成功を支援して継続利用につなげる「カスタマーサクセス(CS)」の部門や、開発を担当するITエンジニアの採用強化に充てる。エンジニアは現在約70人の社員のうち30人弱だが、これを3倍に増やす。現在大阪と福岡にある支社を札幌と仙台にも新設し、顧客のサポート体制を充実させる。

オクトはリクルート出身の稲田武夫社長が設立した。建設業向けに施工管理をIT化するサービス「ANDPAD」を提供し、住宅建設やリフォームなどに携わる約1600社が利用する。

従来は紙やメールでのやりとりが中心だったが、建設業は1つの現場に多くの業者が出入りするため作業が煩雑になりがちだった。同じ案件に携わる人たちが写真や資料などの情報共有に使ったり、工程管理をしたりするのに使える。建設業の人手不足を背景に、生産性向上や働き方改革が進んでおり、導入が広がっている。

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