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床のカーリングいかが 北海道発祥、手軽さ人気

氷上の競技カーリングを屋内の床で楽しめるようにした「フロアカーリング」の人気がじわりと広がっている。北海道新得町発祥で、年齢や体力にかかわらず、誰もが手軽に参加できることが評価され、道内を中心に競技人口が増えている。

北海道新得町で、フロアカーリングを楽しむ町民たち(6日)=共同

3月6日、新得町の体育館の一室。60~90代の町民16人が練習に参加し、次々と氷上のカーリングのストーンに相当する木製の「フロッカー」を放つと「カコーン」とぶつかりあう音が響いた。

カーリングは氷上のハウス(円)を狙って投げるが、フロアカーリングは複数回放ってフロッカーを「ターゲット」と呼ばれる的に最も近づけたら得点が入る。

フロッカーにもターゲットにも裏面に車輪が付いていて、フロッカーをぶつけて有利な位置に動かせる。2~4人のチーム戦や1対1の個人戦で争い、原則1試合4セットで、得点を競う。

フロッカーには持ち手があり、手首を使ってカーブを描くように転がせる。膝をついたりいすに座ったりして投げることもでき、車いす利用者も参加できるようにしている。約15年前から続けている丹羽鶴松さん(81)は「仲間と談笑しながら楽しめ、健康維持にもいい」と魅力を話す。

町や「日本フロアカーリング協会」の阿部政豈会長(72)によると、1993年、町の体育指導員たちが広尾町発祥の「アイスストッカー」という、カーリングに似た氷上のスポーツに刺激を受け、町にも新たな競技を生み出そうと考案した。99年に協会を設立し、北海道東部を中心に普及活動を進めた。

現在の競技人口は約千人。例年10月に町内で全国大会を開き、これまで埼玉県や愛知県のチームが参加した。阿部さんは「床の状況を見て、チームで作戦を立てながら攻め方を考える頭を使うスポーツ。若い人にも広めたい」と話している。

〔共同〕

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