骨髄バンク月1万人超登録 池江さん白血病公表で急増
日本骨髄バンクへの2月のドナー登録者数が1万1662人となり、月間の登録者数としては初めて1万人を超えたことが26日までに、バンクへの取材で分かった。競泳女子の池江璃花子選手が2月に白血病と診断されたことを公表したのをきっかけに、重要な治療法の骨髄移植などへの関心が高まったためとみられる。
バンクへの月間登録者数は通常2千~4千人程度。2月の増加で、総登録者数も50万3883人と初めて50万人を上回った。
ただ、総登録者では40代が21万5982人を占めて最多。骨髄提供ができるのは55歳以下と決められており「高齢化」が進んでいる。バンクは2019年度、東京と神奈川の特に若者が多い献血ルームで登録を呼び掛ける方針だ。
また、転居などで登録者の住所が不明になるケースを減らすため、10~30代を対象に携帯電話のショートメッセージを利用して住所変更を促す。さらに登録者を増やすため、医療機関に何度も通う必要があるドナーの特別休暇制度導入を推進する。
バンクの担当者は「現在、希望する患者が実際に移植を受けられるのは6割程度。今後も1人でも多く、特に若い人に登録してほしい」と話している。
白血病治療で行われる骨髄移植と末梢(まっしょう)血幹細胞移植では、患者とドナーの白血球の型を合わせる必要がある。患者が第三者からの提供を望む場合、個人で提供者を見つけるのは難しいため、バンクが登録者の中から型の合う人を探し、仲介している。
〔共同〕







