2019年7月24日(水)

トランプ氏、ゴラン高原「イスラエルに主権」宣言署名

2019/3/26 5:32
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【ワシントン=中村亮】トランプ米大統領は25日、ホワイトハウスでイスラエルのネタニヤフ首相と会談した。イスラエルが1967年の第3次中東戦争で占領したゴラン高原について、イスラエルの主権を認める宣言に署名した。宣言はゴラン高原が軍事上の要衝であることに触れて「イランやテロ組織がイスラエルを攻撃するために活用する可能性がある」と懸念を示し「主権承認は適切だ」と説明した。

トランプ氏は会談後、記者団に「ゴラン高原の主権承認ができて大変光栄だ」と語った。ネタニヤフ氏は「イスラエルの歴史においてトランプ氏ほど偉大な友人はいない」と応じ、承認に謝意を伝えた。トランプ政権はイスラエルの首都としてエルサレムを承認するなどイスラエル寄りの政策を連発している。

ゴラン高原はシリア領だったが、イスラエルが第3次中東戦争を通じて占領した。国際社会はイスラエル軍の撤退を求めており、ゴラン高原の主権を認めていない。トランプ政権は親イスラエル路線を加速させて、国際協調に再び背を向けた。

ロイター通信によると、シリア外務省は25日、「どれだけの時間が経過してもゴラン高原は占領されたシリアの領土であるという事実は変わらない」との考えを表明。トランプ政権に反発した。シリアのアサド政権は、イスラエルの敵国イランとの関係を深めている。ゴラン高原周辺にはイランが支援する武装組織がいるとされ、イスラエルとの緊張が高まるリスクがある。

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