JR観光企画 21年秋は四国で 紅葉や味覚PR
JR四国は25日、JRグループが共同で取り組む大型観光企画「デスティネーションキャンペーン(DC)」を2021年秋に四国で開催すると発表した。四国DCの開催は17年春以来で、その時の経済効果は107億5千万円だった。今回は秋の開催で、四国の美しい紅葉や秋の味覚をPRして集客する。
JRグループのDCは季節ごとに約3カ月間実施しており、四国では21年10~12月に開催する。JR四国から開催決定の通知書を受け取った四国ツーリズム創造機構の松田清宏代表理事は「今ある素材、これからつくる素材をしっかりと磨き上げる」と話した。宿泊者数は前年同期比10%増が目標だ。
JR四国は観光列車などを活用して全国からの誘客に取り組む。四国4県などと相談しながら、キャンペーンの具体的な内容をこれから検討していく。
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