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トウモロコシ国際価格上昇 米洪水で作付けに懸念

トウモロコシの国際価格が上昇している。世界最大産地の米国で大規模な洪水が発生。米海洋大気局(NOAA)は洪水が5月まで続くとの見通しを示しており、新穀の作付け作業が遅れるとの観測から投機筋の買い注文が先行した。

指標となる米シカゴ先物(期近)は日本時間25日夕の時間外取引で1ブッシェル3.8ドル前後。3月中旬と比べて7%高い水準で推移している。

米ミズーリ川やミシシッピ川流域のネブラスカ、ミネソタ、アイオワ各州はトウモロコシや大豆などの主産地。洪水が長引けば作付け作業が遅れるほか、冠水で土壌環境が悪化するおそれがある。新穀の作柄に影響するとの見方から、シカゴ先物は22日、一時1カ月半ぶりの高値を付けた。

ただ、農業技術の進展で作付け期間は近年短くなっている。「水が引き作業が始まってしまえば遅延は解消される。洪水を材料にした相場の上昇は一時的」(伊藤忠商事傘下の食料マネジメントサポートの服部秀城本部長)との声も出ている。

同じ地域で栽培する大豆のシカゴ先物も25日夕の時間外取引で小幅に上昇している。市場では米農務省が29日に発表する2019~20年度の農産物作付け意向調査の結果に注目が集まっている。

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