2019年7月19日(金)

太陽光発電で挑む 「電力業界のアマゾン」に
Looop・中村創一郎社長 前編(日経STARTUP X)

2019/3/29 6:30
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新電力のLooop(ループ)は自作型太陽光発電キットの販売を皮切りに事業を拡大、電力小売りにも参入し急成長を遂げているエネルギー・スタートアップだ。特徴は中国産パネルなどを活用した割安でシンプルな料金体系。中村創一郎社長は誰もが手軽に使える「電力業界のアマゾンのような存在」を目指す。動画配信サイト「Paravi(パラビ)」の日経オリジナル番組「日経STARTUP X」で、中村社長は「まず10年以内に日本の電気代を半分にしたい」と意気込みを語った。

起業のきっかけは2011年、中国でレアメタル販売に携わっていた中村社長が、東日本大震災の被災地で取り組んだ太陽光パネルを設置するボランティアだった。ここで太陽光発電の可能性を確信し、同年にLooopを創業。企業や個人向けの割安な「MY発電所キット」をヒットさせ、さらに16年の電力の小売り自由化を機に基本料金無料の家庭向け「Looopでんき」を投入し急成長。18年度の売上高は600億円弱を見込み、中部電力の出資も受け入れた。

中村創一郎(なかむら そういちろう) 1978年生まれ。98年に北京語言大に入学、在学中に中国製品のネット販売事業を手掛ける。2007年に商社のUMCでレアメタルの調達・販売に従事。11年Looopを設立し社長に。

中村創一郎(なかむら そういちろう) 1978年生まれ。98年に北京語言大に入学、在学中に中国製品のネット販売事業を手掛ける。2007年に商社のUMCでレアメタルの調達・販売に従事。11年Looopを設立し社長に。

家庭用太陽光発電の固定価格買い取り制度(FIT)の期限切れが始まる「2019年問題」については、余剰電力を積極的に買い入れるとともに、太陽光発電の設置コストのさらなる引き下げで対応する構え。中村社長は今後も長期間稼働できる太陽光発電設備の展開を進め、エネルギーコストの引き下げを追求し、いずれは日本の電気代もゼロ円にしたいという。「エネルギーをめぐる課題から解放されれば、人間は次のステップに進めるはず」と持論を語った。

(2019年2月20日収録)

全編を動画配信サイト「パラビ」で配信しています

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