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香港4大不動産、最後の現役創業者退任へ 恒基兆業・李兆基氏

【香港=木原雄士】香港の不動産大手、恒基兆業地産(ヘンダーソンランド)の創業者、李兆基氏(91)が同社会長を退任する見通しになった。5月の株主総会後に2人の息子が共同会長に就く。香港の発展をけん引した経営者では昨年、長江和記実業(CKハチソンホールディングス)の李嘉誠氏(90)が引退。李兆基氏も退くことで不動産大手4社の創業者はすべて表舞台から去る。

李兆基氏は中国・広東省出身。1973年に恒基兆業を設立し、40年以上にわたってガスやフェリー、ホテルなど複数の上場企業を持つグループを率いた。米誌フォーブスによると、個人資産は推計300億ドル(約3兆3千億円)と、李嘉誠氏(317億ドル)などと並ぶアジア有数の大富豪。投資の達人として「香港のバフェット」と呼ばれる一面もあった。

李嘉誠氏は英系財閥ハチソンワンポアを買収するなどグローバル化を進め「超人(スーパーマン)」の異名を持つ。李兆基氏はあくまで香港中心のビジネスを貫き、市民から親しみを込めて「四叔(4番目のおじさん)」と呼ばれた。

恒基兆業とCKハチソン、新鴻基地産発展(サンフンカイ・プロパティーズ)、新世界発展の香港4大不動産の創業者は一代で巨万の富を築き「香港ドリーム」を体現した。李兆基氏の引退で、いずれも2代目以降に経営を引き継ぐことになる。

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