JR系など、高架下に食品・雑貨の起業家支援施設
JR中央ラインモール(東京都小金井市)と創業支援を手掛けるタウンキッチン(同)は25日、雑貨や食品の製造を手掛ける起業家を支援する施設「MA-TO」(マート)を開業した。工房、キッチンのほか店舗としても利用できる個室を併設しており、一人でも起業しやすい環境を整えた。

JR中央線の武蔵境―東小金井間にある高架下の敷地約670平方メートルに、延べ床面積約170平方メートルの建物を設けた。工房は3Dプリンター、レーザー加工機を備え、個室は11室ある。投資額は約1億円で、都の創業施設整備への補助金も活用した。
同高架下には両社が開設し30事業者が入居するたシェアオフィス「PO-TO」、小金井市が設置し、タウンキッチンが指定管理者で、55事業者が入居する創業支援施設「KO-TO」がある。MA-TOでは約50事業者の入居を受け入れる計画だ。