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DeNA新人投手活躍の系譜 上茶谷「10勝」期待

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2019/3/26 6:30
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近年のDeNAはドラフト1位の新人投手が活躍している。2015年に37セーブを挙げて新人王になった山崎康晃から始まり、16年の今永昇太は8勝(9敗)、17年の浜口遥大と18年の東克樹は2桁勝利して投手陣を支えた。今年もその系譜に名を連ねそうな楽しみな新人が加わった。東洋大出身の右腕、上茶谷大河(22)だ。

上茶谷はオープン戦初登板となった7日の中日戦で4回を完璧に抑えた=共同

上茶谷はオープン戦初登板となった7日の中日戦で4回を完璧に抑えた=共同

1軍で迎えた沖縄・宜野湾キャンプでは充実した日々を過ごした。ブルペンでは先輩たちと並び、持ち前の制球力を披露。捕手が外角低めにミットを構えれば、そこへ球を集め、スリークオーター気味の投球フォームには安定感があった。

初めてのキャンプでは体力強化にも努め、約1.5メートルの高さに張られたネットの中に入って腰を落としてゴロを捕球するチーム伝統の下半身強化の練習もこなした。徐々に1軍の水に慣れ、プロとしてのいろはを学んだ1カ月。東洋大時代に1試合20奪三振の東都大学リーグ記録も打ち立てている実力に偽りなし。首脳陣も即戦力として期待を膨らませてきた。

■勝負球はカットボール

対外試合でも無失点を続け、オープン戦初登板だった7日の中日戦は4回無失点。昨季首位打者のビシエドや平田良介らが並ぶ打線に一人の走者も出さない完璧な内容は、すでに1軍レベルにいることを示した。

右腕を支える勝負球はカットボールだ。コースを間違えれば失点につながるもろ刃の剣となるが、右打者の外角、左打者の内角、外角へもきっちり制球してバットの芯を外す。アレックス・ラミレス監督も「セ・リーグはカットボールをうまく打てる打者が少ないから効果的。例えるのは難しいが、(自身が現役時代に対戦した)元中日の川上憲伸さんに似ている」と日米通算125勝した右腕の名前を挙げて褒めている。

アピールする立場だが、本人に過度なプレッシャーはなく、マウンドでの立ち居振る舞いはいつも落ち着いている。16日には改修後、初のお披露目となった本拠地、横浜スタジアムでファンの声援を受けた。

相手は昨季日本一のソフトバンク。現状の実力を試すにはいい機会だった。結果からいえば6回4失点。対外試合4試合目で初めての失点となった。

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