ラジコ、NHKラジオを4月1日から正式配信

2019/3/25 14:00
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日経クロステック

NHKとradiko(ラジコ、東京・中央)は2019年3月22日、radikoが運営するインターネットラジオの「ラジコ」において、正式サービスとしてNHKラジオを19年4月1日から配信すると発表した。配信エリアは全国47都道府県で、配信コンテンツはNHKラジオ第1とNHK-FMである。

NHKラジオ第1は札幌と仙台、東京、大阪、名古屋、広島、松山、福岡の各放送局の番組を各エリアで配信する。NHK-FMは東京の番組を全国に配信するため、ローカルニュースの時間帯は東京のニュースが流れる。

ラジコでのNHKラジオの配信は17年10月に一部エリア(関東広域・福岡県域・宮城県域・広島県域・愛媛県域の5エリア)で、実験的な配信という位置付けでスタートした。「NHK・民放連共同ラジオキャンペーン」の一環である。その後、18年度には配信地区を全国47都道府県に拡大し、実験配信を継続してきた。

radikoはNHKラジオの正式サービス化について、「これまでの実験配信を踏まえてNHKが総合的に判断したもの」と説明する。そのうえで「リスナーのユーザビリティーを重視し、ラジオの社会的価値を訴求するNHKと民放連の垣根を越えた取り組み」とする。

現在、ラジコには民放ラジオ93局と放送大学が参加する。月間ユニークユーザー数は約700万人で、日間ユニークユーザー数は約120万人超である。14年4月に開始した「ラジコプレミアム」(有料/放送エリア外聴取)の登録会員数は約57万人(19年1月現在)で、16年10月に実証実験を開始して18年7月に本番化した「タイムフリー聴取」(無料)の月間ユニークユーザーは約290万人(19年1月現在)まで増えたという。

ラジコでのNHKラジオの配信は無料で聴取できる同時配信のみで、ラジコプレミアムとタイムフリー聴取では聴取できない。また、現在実験配信中のNHK第2は19年3月29日の放送で配信を終了する。

(日経 xTECH/日経ニューメディア 田中正晴)

[日経 xTECH 2019年3月22日掲載]

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