東急、再生エネでGO! 世田谷線で運行開始、終日運転では初

2019/3/25 11:27
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東京急行電鉄は25日、東京都世田谷区を走る世田谷線で再生可能エネルギー100%使用の電力による電車の運行を始めた。再生エネの電力は製造過程で二酸化炭素(CO2)が発生しないため環境に優しい。環境経営に脚光が集まるなか、東急はクリーンなイメージを打ち出し、沿線価値の向上につなげていく。

再生可能エネルギー100%の電力で走る東急電鉄の電車の運行が始まり、記念写真に納まる東急電鉄の巴政雄副社長(中)ら(25日午前、東京都世田谷区)

再生可能エネルギー100%の電力で走る東急電鉄の電車の運行が始まり、記念写真に納まる東急電鉄の巴政雄副社長(中)ら(25日午前、東京都世田谷区)

東急によると、再生エネ100%の電力で電車を終日走らせる取り組みは全国で初めて。

再生エネルギーの電力は東北電力から供給を受ける。東北の地熱と水力で発電した電気を東急電鉄傘下の新電力、東急パワーサプライ(東京・世田谷)が取り次いだ。

世田谷線で再生エネの電力を使うことで、削減可能なCO2の排出量は年1065トン。

東急電鉄などは同日、世田谷線の三軒茶屋駅(同)で出発式を開いた。東急の巴政雄副社長は「これまでの省エネ対策に加え(今回は電力の)調達面に着眼した。沿線価値の向上につなげたい」とあいさつした。

再生エネの電力はもともと発電量が限られるほか、電気料金も割高になることから長距離の路線には導入しづらい。世田谷線は全長約5キロと短いため、再生エネを採り入れやすかった。

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