2019年4月26日(金)

愛知でワクチン埋設開始 豚コレラでイノシシ向け

中部
2019/3/24 17:10 (2019/3/25 0:23更新)
保存
共有
印刷
その他

愛知県は24日、野生イノシシを媒介とした豚コレラの養豚場への感染拡大を防ぐため、県内の山林でワクチン入りの餌の埋設を始めた。野生動物へのワクチン投与は国内初。県は効果を検証しながら、来年2月にかけて計6回行う。

愛知県小牧市の山中にワクチン入りの餌を埋設する作業員(24日)=同県提供

埋設するのは、感染イノシシを確認した同県春日井市など計60カ所。2日間で1カ所当たり40個ほどのワクチンを約100平方メートルの範囲で、深さ5~10センチの穴を掘って埋める。埋設から5日後に食べたかどうか掘り起こして確認する。

同県小牧市の集合拠点では、白い防護服を着た県職員や委託業者がワクチンの入った保冷バッグを肩に掛けて山中に向かった。県職員の一人は報道陣に「国内初なので日本に合ったやり方を検証したい」と述べた。

4月中旬以降に2回目を始める。周辺でのイノシシ捕獲も随時行い、抗体の有無を調べる。岐阜県は25日に埋設を開始する。

豚コレラは昨年9月に岐阜市の養豚場で判明して以降、感染した養豚場の出荷先も含めて計5府県で確認された。愛知県では今年2月、豊田市と田原市の養豚場で発生した。岐阜、愛知両県では野生イノシシの感染も相次ぎ、愛知では13頭が見つかった。

愛知県は25日、2月に豚コレラが発生した同県田原市の養豚場から3キロ内で豚を運ぶことを禁じた移動制限を解除した。同県内で設定された搬出制限や移動制限は全てなくなった。〔共同〕

春割実施中!無料期間中の解約OK!
日経電子版が5月末まで無料!

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報