ブルーインパルス再び 五輪聖火到着式典で登場案

2019/3/24 16:43
保存
共有
印刷
その他

2020年東京五輪で、航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」を再び登場させる構想があることが24日までに分かった。ギリシャで採火された聖火の日本到着式典などが候補に挙がっているという。複数の関係者が明らかにした。

1964年東京五輪の開会式で、国立競技場の上空にブルーインパルスが描いた五輪マーク=共同

同飛行チームは1964年東京五輪の開会式で登場した。青空に5色の煙で五輪マークを描いた曲技飛行で知られ、当時を想起させる演出として、防衛省や大会組織委員会が検討を進めている。

古代五輪発祥の地とされるギリシャ・オリンピア遺跡で20年3月12日に採火される聖火はギリシャ国内を8日間リレー後、空路で同20日に宮城県東松島市の航空自衛隊松島基地に到着する予定。同26日には福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」から聖火リレーを開始し、121日間かけて全47都道府県を巡る。

同基地は東日本大震災の津波被害で冠水したが、復旧後は救援物資の輸送拠点として使われ「復興五輪」を掲げる大会で「象徴的な場所」(組織委)として聖火到着地に決まった経緯がある。

航空祭や国民的な行事で、華麗な飛行を披露する専門チームであるブルーインパルスは同基地を本拠地としており、今回、聖火を迎える式典や開会式当日の関連イベントなどで再活用案が持ち上がった。震災後は福岡県の芦屋基地に一時拠点を移し、13年に松島基地に戻った。

64年東京五輪の開会式では、選手宣誓に続いて放たれたハトに導かれるように人々の視線が上空へと移ったタイミングを狙って、ブルーインパルス5機がスモークを出しながら旋回し、上空に五つの輪を描いた。前回五輪の象徴的な場面として、今なお多くの人に記憶されている。

ブルーインパルスは98年長野冬季五輪の開会式やサッカーの02年ワールドカップ(W杯)などでも登場している。〔共同〕

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]