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貴景勝あっけなく5敗目、大関とり厳しく

勝負度胸満点の貴景勝も、大関とりの重圧にのみこまれたのか。足が全く出ていなかった。もろ手突きで逸ノ城に向かっていったが、まさに手だけで攻め込む形となった。ふわりと立ち上がっていては、226キロの巨漢に圧力を伝えられるはずもない。逸ノ城に引かれながら頭をはたかれると、あっけなく腹からたたきつけられた。

逸ノ城(右)がはたき込みで貴景勝を破る

絶好調とはいえ、格下の平幕に相撲を取らせてもらえず痛恨の5敗目。八角理事長(元横綱北勝海)が「勝ちたいというのかな、緊張感があるんだろうね。集中できていなかったのではないか」と言えば、土俵下の阿武松審判部長(元関脇益荒雄)も「ずっと同じリズムの貴景勝がきょうは違った」。勝負の終盤戦が1勝3敗となっては、昇進ムードは高まってこない。

初優勝した昨年11月の九州場所から13勝、11勝ときて、今場所は千秋楽に勝ったとしても10勝。先場所に続き大関昇進の目安「三役直近3場所計33勝」は既にクリアしている。だが近年の大半の大関は右肩上がりの成績で昇進しているうえ、最終場所で2桁に乗せるかどうかの成績で上がる例もほとんどない。

昇進を協議する審判部の阿武松部長は、千秋楽の昼に審判部内で話し合う考えを示し、「色々な意見が出ると思う」と話すにとどめた。貴景勝は「集中していくだけ」と必死に前を向いたが、はたして……。(金子英介)

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