2019年5月25日(土)

オリオンTOB成功 野村・カーライル

サービス・食品
2019/3/23 15:46
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野村ホールディングス(HD)と米投資ファンド、カーライル・グループは23日、22日に期限を迎えた沖縄県を地盤とするオリオンビール(沖縄県浦添市)へのTOB(株式公開買い付け)の結果を発表した。応募数は60万6325株で、買い付け予定数の下限(41万8504株)を上回り、TOB成立となった。

野村HD子会社の野村キャピタル・パートナーズ(NCAP)とカーライルが設けた買収目的会社「オーシャン・ホールディングス」が1月からTOBを実施した。TOBによる株式取得比率は84.21%となり、相対による株式取得分(8.54%)と合計した92%強をオーシャンは保有する。残る少数株主については現金で買い取る見込みで、買収資金は総額で約570億円となる。

オリオンは1957年設立で、沖縄の製造業を代表する非上場のビール会社。ビール系飲料では国内5位で、2018年3月期の売上高は283億円だった。県内向けの出荷が全体の8割を占め、業績は足元で伸び悩んでいた。

今回のTOB成功によりオリオンは野村・カーライル傘下で海外販路を開拓するなど本業をてこ入れする。オリオンの経営陣もオーシャンに出資しており、5年後にオリオンの新規株式公開(IPO)を目指している。

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