2019年7月20日(土)

インドネシア大統領選、現職ジョコ氏「私は戦う」 大規模集会解禁

2019/3/23 13:52
保存
共有
印刷
その他

【ジョクジャカルタ(ジャワ島中部)=鈴木淳】4月17日投開票のインドネシア大統領選挙で、多数の支持者を集めて行う大規模集会が23日、事実上解禁となった。再選をめざすジョコ大統領陣営は同日、古都ジョクジャカルタで数千人の支持者を集めて集会を開いた。ジョコ氏は「これまで批判に黙ってきたが、今日から私は戦う」と宣言した。終盤に入り、選挙戦は激しさを増してきた。

23日、インドネシアのジョクジャカルタの大規模集会で演説するジョコ大統領

23日、インドネシアのジョクジャカルタの大規模集会で演説するジョコ大統領

ジョコ氏は野党陣営が「ジョコ氏は外国に国を売っている」と批判していることに対し、「(スマトラ島の)ロッカン油田などを外資からインドネシアに取り戻した」と述べ、4年超にわたる1期目の成果を強調して反論した。

ジョコ氏自身はこれまで野党候補への表立った批判を控えてきたが、選挙戦が終盤に入ったことで、対立候補の批判に踏み切った。「私は市長、州知事をへて大統領になった。(首長)経験のない人には国を任せられない」と語り、野党の大統領候補、プラボウォ・スビアント元陸軍戦略予備軍司令官との違いを強調すると、多くの支持者が候補者番号の「1」をかたどったうちわを振り、ジョコ氏への支持を表明した。

23日、インドネシア・ジョクジャカルタの大規模集会に集まるジョコ大統領の支持者

23日、インドネシア・ジョクジャカルタの大規模集会に集まるジョコ大統領の支持者

大半の世論調査ではジョコ氏がプラボウォ氏に支持率で20ポイント程度の差をつけて優勢との結果が出ている。しかし、3月下旬の有力紙コンパスの調査では野党候補が激しく追い上げているとの結果が出たこともあり、ジョコ氏陣営は引き締めを図っている。

大統領選挙の大規模集会は当初24日から始まる予定だったが、ジョコ氏陣営は1日前倒しした集会を企画し、選挙管理委員会に認められた。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。