2019年7月23日(火)

三陸鉄道リアス線が開通 震災不通区間、8年ぶり解消

2019/3/23 12:07
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岩手県の第三セクター三陸鉄道の「リアス線」が23日、開通した。2011年3月の東日本大震災の津波で不通となったJR山田線宮古―釜石間が移管され、久慈(久慈市)―盛(大船渡市)の163キロを結ぶ。三セクの鉄道では日本最長となり、同県での震災による不通区間は8年ぶりに解消。

釜石駅を出発する三陸鉄道リアス線の記念列車(23日午前、岩手県釜石市)=共同

釜石駅を出発する三陸鉄道リアス線の記念列車(23日午前、岩手県釜石市)=共同

釜石駅(釜石市)で出発式が行われた後、公募で選ばれた一般乗客や来賓らを乗せた記念列車が、釜石―宮古で運行。24日以降は通常のダイヤとなる。中村一郎社長は「被災地の皆さまにとっても大きな希望になるよう頑張りたい」と話した。

釜石駅前で高校1年、高橋萌さん(16)は「バス通学の友人も多く、便利になると話していた。早く乗ってみたい」と目を輝かせた。

 大漁旗を手にした人たちに迎えられ、鵜住居駅に到着した記念列車(23日午前、岩手県釜石市)=共同

大漁旗を手にした人たちに迎えられ、鵜住居駅に到着した記念列車(23日午前、岩手県釜石市)=共同

岩手県では大船渡線の一部区間をバス高速輸送システム(BRT)で復旧。岩手、宮城、福島の3県で不通のままなのは、原発事故の影響を受けた福島県内のJR常磐線浪江―富岡間のみとなる。2020年3月末までの再開を目指している。

三鉄は山田線を挟み、岩手県内で北リアス線(久慈―宮古)と南リアス線(釜石―盛)を運行していた。震災で線路や橋が損壊したが、被害が軽度だった北リアス線の一部区間で5日後に再開。14年4月に全線で運行再開した。NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の舞台となった。〔共同〕

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