2019年6月17日(月)

火災から建物の鉄骨守る新塗料 関西ペイントが4月に発売

環境エネ・素材
住建・不動産
関西
2019/3/22 16:15
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関西ペイントは22日、塗料タイプの耐火被覆材を4月1日から発売すると発表した。建物の鉄骨に厚さ2~3ミリメートル塗るだけで性能を発揮する。耐火被覆材として多く使われている「ロックウール」と比べて20分の1程度の厚みで済むため、天井の高さを上げて屋内空間を広げられるようになる。水に強く、屋外の鉄骨に使えるのも特徴だ。

新塗料の発売を発表する関西ペイントの石野博社長

製品名は「耐火テクト」。施工期間は約5日間で、従来の耐火塗料と比べて半分以下、ロックウールと比べて2日ほど短くできる。石野博社長は「東京五輪の関連施設や高層マンションの建設などで吹き付け作業者が不足していることに対応できる」と話した。

2021年に年間30億円の売り上げを目指す。塗料代を含む工事価格は施工面積300平方メートル以上の場合、膜の厚さ1ミリメートルあたり1平方メートルで1万円を想定する。

鉄は550度程度から急激に強度が失われる。火災が起きると鉄柱などは重さを支えきれずに曲がり、建物の倒壊につながる危険性がある。

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