脱パスワード、社内システムに指紋認証などでログイン

2019/3/22 13:59
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日経クロステック

ID管理のクラウドサービスを提供するインターナショナルシステムリサーチ(東京・中野)は2019年3月20日、パスワードを使わない認証技術「FIDO(ファイド)」を使った企業向けの認証サービスを始めると発表した。4月1日から100社限定で無料の試験プログラムを配布する。5月中旬に正式なサービスを始める予定だ。

指紋で認証

指紋で認証

新サービスでは同社のID管理サービス「CloudGate UNO(クラウドゲート・ウノ)」を、生体情報を使ったウェブ認証の規格「FIDO2」に準拠させた。同サービスを使っている企業は、従来のパスワードに替えて指紋認証などで社内システムにログインできるようになる。

CloudGate UNOは1つの認証管理基盤で複数のシステムにアクセスできるようにするシングルサインオン(SSO)機能やアクセス制限機能を備える。マイクロソフトOffice 365(オフィス365)などのグループウエアやDropbox(ドロップボックス)などのストレージサービス、顧客関係管理(CRM)ツールやチャットツールといった様々なサービスと連携している。

FIDO認証ではユーザー側のデバイス内で本人認証を完了し、その結果のみをサーバーに送る。利便性に加え、生体情報が端末の外に出ないためセキュリティーにも優れるとされる。

インターナショナルシステムリサーチによればFIDO2に対応した企業向けのID管理サービスは日本初。新サービスの料金体系は今後詰めるが、同社のメンデス・ラウル最高経営責任者(CEO)は「初期費用がFIDO認証を導入する障壁とならないように設定する」と話した。

CloudGate UNOの利用料金は1ユーザーあたり月額100円から。現在75万ユーザーがCloudGate UNOを利用する。新サービスでは19年12月までに新規・既存を含めて5万ユーザーに利用してもらうことを目指す。

(日経 xTECH/日経コンピュータ 増田圭祐)

[日経 xTECH 2019年3月20日掲載]

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